[福祉業界の転職体験談]多少のリスクを負っても守るべき物は何?メリットとは?

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福祉業界の転職体験談~多少のリスクを負っても守るべき物は何かを考える~デメリットを越える転職のメリットとは?

福祉業界の転職体験談・転職することでメリットあるか?

当方、41歳になります。大学を卒業し23歳で、それまでアルバイトをしていた知的障害者の大規模施設で非常勤として3年働きました。そもそもその事業所で働くきっかけが、自分自身も就職氷河期真っただ中で就職先が決まっていなかった事もありましたが、そんな最中に声を掛けて頂いた内容が、「日給月給制での仕事」「6日間ローテーション(早・遅・夜勤・明番・休み×2日」、「3年間頑張れば正規職員として採用試験がある」という3点でした。

ところが、当時の行政は障害者の大規模施設を解体する方向で話が進んでおり、3年経った時点で正社員登用の話は完全に立ち消えてしまいました。

周りの人たちもぼちぼち結婚を考えているという話がちらほら聞こえ始まり、このままではダメだと考えた事が1度面の転職を考えるきっかけでした。

私の転職エピソード

偶然見つけた転職先は、介護保険事業の大手福祉施設でした。障害の知識や経験があっても介護保険では正直なところ一切役には立ちませんでした。オムツの交換方法という基本的な部分はもちろん、介助するにあたっての体の動きの仕組み、体重移動や残存機能を活かした支援方法、それから一番の大きな違いは根本的な計画立てです。僕が知的障碍者施設で働き始めて2年が過ぎた頃、措置で受けていたシステムが契約の時代へと変貌しました。

何が変わるかというと一番は「利用者」から「顧客」へと変わり、顧客側からもサービスを選ぶことが出来るようになったという事です。その理由は、そうやって事業所毎で切磋琢磨する事でサービスの質を改善するという狙いがあったという事でした。それまでは障害者へ対する虐待も多く、しばしば給料アップされるようになってきた頃の事です。

一方、介護保険は制度として成り立ち始めて日が浅いものの、障害から比べれば一歩先に進んでいる感じが素人ながらひしひしと伝わり、それまでの経験が一切役に立たなかった事で自分自身も打ちのめされたような気がしました。

大きなメリットとは

最初に配属されたのは介護老人保健施設の介護員でしたが、福祉系の大学で必要最低限んの「社会福祉主事任用資格」を持っていた事と、それまでも一応大手の福祉系の職場で経験している事を加味され、転職して3カ月後に主任介護員になっていました。

慌てた自分は、介護系の資格が何もなかった事を不安視し、資格取得は経験年数も足りなかったものの、一応基本となる知識の習得は必要と思い、仕事の合間で介助方法や介護する意味等を独学で学びました。

ユニット型でしたが、施設ケアプランはもちろんケアマネが立てますが、それに対する返答でもあるユニットプランは主任介護員が立てるというシステムでしたので、その点が自分にとっても大きなメリットでした。

特に、そのころから制度も大きく変わってきて自立支援を念頭に入れた支援をうたわれるようになっており、「自立」とはどういう事なのか?を常に考えるようになりました。

経験や知識はないものの、学歴と職場経験という部分を考慮され、自分の意思に反してとんとん拍子で役職を与えられるようになりました。3年後には通所リハの相談員へ。

更にその次の年は主任相談員へ。さすがにこうなると、外部の方とも関わりを持たなければならない。名刺交換の時も「社会福祉主事」という肩書は非常に弱い物でしたので何か資格が欲しいと考え、一番手っ取り早かったのが、「ケアマネージャー」でした。

ケアマネは試験のハードルが高いと聞いていましたが実際は半分以上仕事で既に経験している事。医療面は当時、老健系列だったこともあり、看護師に教えてもらいました。

実際、資格取得に向けて勉強した事と言えば、試験の半年ほど前からテキストを一冊買って、毎日お風呂で20分~30分程、一項目ずつ読む事でしょうか。

無事ストレートで合格し、次の年はケアマネ、更にその一年後には居宅の所長、翌年にはデイサービスの管理者になっていました。

転職経験から学んだこと

色々と勉強させて頂いた介護保険事業所でしたが、実は更に2年前、今度は精神障害者の福祉施設へ転職しました。介護保険に関する研修や講座の講師をする事が多くなっていたのですが、その際出前講座で伺った施設で、その会社の理事長さんと意気投合した事がきっかけでした。

タイミングとは重なるもので、そのころは実際、施設の運営管理や収入支出にも関わるようになっていたのですが、毎回の制度改正で基本報酬が減額、加算が増額という流れを目の当たりにし、どこの事業所もお客さんの奪い合いというのが現状でした。

最後に確認したのは、障害者の受け入れに対する緩和措置でしたが、それであればやはりこれからの福祉は、介護、障害の垣根を越えて展開する必要があるという事を痛感した事が大きなきっかけでもありました。

ちなみに、転職するにあたって、家庭も持っている自分にとって大きなポイントはやはり待遇面でしょうか。

正直、福祉事業所の中では給料は高めの方だったと思います。ですので、大幅な給料アップは一切望んでおらず、どちらかというと今の待遇を維持できる事と、長期在職に係る退職金相応の部分を何処でカバーするかという事でした。

給与に関しては、賞与が次の職場は利率が安くはありましたが、年収ベースで計算した時に以前と同等を確保して頂く事で折り合いがつきました。退職金分に関しては、定年を引き上げて頂く事で補う事が出来ました。

転職に関しては長期的なスパンを見据えて考えて行く必要があるという事を身で学んだ瞬間でもありました。

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